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【060】★『ドラ使いセンス・09 男のドラヘッド固定判断』〜固定・非固定は「連続形の重要度」で判断する

 ・ドラが出て行く形は良くない。
 ・ドラヘッド固定・非固定は「連続形の重要度」で判断する。
 ・344でドラが4なら、5をツモった場合の好形「3445」の可能性を残す
 ・他に頭が出来た場合に、跨ぎの待ちがリーチ掛けたとき狙い目。

早めにドラ対子を固定して他のくっつきを狙うのが定石だが、
厄介なパターンや、固定しないパターンをここに記載する。

なんでかというと、からを引いてと伸びる可能性もある。
この形ならと固定してを外すよりも引きの2面子を想定するだろう。

■ ドラ対子を固定するノーマルケース

一見三色が見える手牌。

 ドラ

何を切ってこの後どう捌いていくか。

この中で一番の愚形は。ここをヘッド化して愚形解消したい。

357の両嵌である上にドラ跨ぎ受け。

三色にこだわりすぎるとアガれない危険性が高い。

ここを嫌ってソーズの面子を伸ばして3面子、マンズで1面子作る。
したがってまず、ドラ表示受けのを切る。ドラ対子を固定。
次にを引いたらを切らずを切って三色目を残す。
を引かなかったらを切って、その後を引いたら、タンヤオを諦めてを切る。

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■ 手役>ドラ対子

 ドラ

例えば、こんな形ならドラがでもを切って一向聴に受けるだろう。
満貫確定で、三色高目のが狙い目になる。

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■ 3面張>ドラ対子

 ツモ ドラ

から何を切るのが良いか?

セオリーどおりドラ固定してポンに備えるのもいいが、
ここは面前で跳満まで狙える切りがうまい。
を引いてドラ切り待ちがあがりやすい。
切りでピンズは引きで両面待ちになる。
はツモ切る。

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■ 一通含み5面張>ドラ対子

ドラはだが、ここは固定せずに、引きイッツー含みソーズの5面待ちを狙いたいところ。
勿論カンテンパイなんか取らない。
の一向聴戻しで、ノータイム切り。
早いテンパイなら、安目見逃しの3000・6000狙い。
次順、ツモ。勿論ツモ切り。
のバッタならツモってたが、それはこの場だけの結果に過ぎない。。。
なんと、12巡目までツモ切りが続く。
有効牌が引けないまま、12巡目にラス目からドラ切りリーチが入る。
イッツーの肝であるラスが上家からでるが、これもぐっと我慢してスルー。
どこまでも面前で押す。でないと、を切った意味がなくなってしまう。
結局テンパイできずに、リーチがリーチのみあがってオワリ。
マジか。。。こんなときもあるんだな。。。
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■ 愚形ヘッド化>ドラ対子

この場合はドラの切りという手がある。

守備を考えたらドラは切るべきでないが、

面前で攻めきるならむしろドラ切り。例えば親で上がり必須ならばこの選択はある。
テーマは
の二つの嵌張をヘッド化

スムーズに捌きたいところだからだ。
例えば切ってドラヘッドに固定すると、
の嵌張が頭で潰せた場合のツモで
どーにも身動きが取りにくい形になる。
(※ポンしやすい形を残したい場合は別だが。)

1枚目画像を見るとが極端に薄いが、不思議なことに出るんだな。。。

 ロン

の形は逃した格好だ。

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■ ピンフ形>ドラ対子

モンド王座2#05 東1

東発の親。ドラが
ここから何を切るのがベストか。

からを切ったが。。。

を引いたらと強い連続形になる。
引いてもいいし、引いてもいい。
を引いてもと悪くない。
はツモ切り。

とにかく、ここを引くと、雀頭固定のと対子で持っているより強い形になる。
この可能性はまだ残しておきたい段階だろ。
ここでの雀頭固定はまだ早い。

ではなにを切るかというと、の対子落としが柔軟で良さそうだ。
ピンズの厚い形は残しておきたい。
を引くと好形になる。

絶好のツモを捕らえ損ねた。
これはデカイ。

結局とドラのシャボでリーチ。
一発目のツモが、ドラ切り3面待ちに受けた場合のアガリ牌だった。

裏が乗れば6000オールまであっただけにかなりもったいない。
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