男の麻雀ポリシー > 【051】 『男の6枚愚形・03 「344677形」 【筋離れ両面対子形】 』〜基本は3切り・2筋に跨らない方を切る

【051】 『男の6枚愚形・03 「344677形」 【筋離れ両面対子形】 』〜基本は3切り・2筋に跨らない方を切る

『男の6枚愚形・03 「344677形」 【筋離れ両面対子形】 』

 ・344677形は基本は3切り・二つの筋に跨らない方を切る
 ・この形はなぜ愚形かというと、5の筋がダブっているからだ。
  ではなぜ6でなく3を切るか?
【理由】
 1) 5をツモったときの形の差
 2) 46は赤入りでのキー牌なのでチーされる可能性がある以上、
    河に晒さないほうがいい
 3) 捨て牌にはなるべく筋を作らない

愚形パターン
344677形【2255形】
445778形【2255形】
233566形【3366形】
334667形【3366形】
344677形【4477形】
344677形【4477形】
233566形【5588形】
334667形【5588形】

からの切り順は2パターンある。

 1)切りの待ち  2)切りの待ち

どちらが優位か?結論から言うと圧倒的に1)だ。
ここでの好牌先打はいけない。

<理由>
1)自分の都合:をツモったときの形の差。

 A)ツモ→(男の6枚好形)
 B)ツモ→
 A)のほうは連続形になりの受けも残る。B)はフリテン含みの愚形になる。
2)他家の都合:は下家に赤や金が固まってる場合はキー牌。
 なるべく使いきりたい。
 たとえば、と持ってれば、はまずチーされるだろう。
 言い換えれば、の嵌張チーへの受け。
 を切ってものくっ付き期待の分、
 の嵌張ならチーされないことが多い。
 また、を暗刻にすると他家のへの受けにもなる。
3)捨て牌の都合:と捨て牌にあるほうが強い。
 だと筋が通しやすくなる。と4筋も通しやすくしてしまう。
 と切ってもは通しやすくならない。筋を作らない分優位。

上記に準ずる形として、

からはの順に切るのが基本

つまり、456よりも37を切れ!だ。

■ 河に筋を発生させると相手を楽にする

 ドラ

何を切るか?

切り一点。
受入れ枚数はのどちらを切っても6種20枚。

ところがを切った場合と、を切った場合とでは
河に違いが現れる。

と切ると、と4つの筋が河に発生する。
と切ると、河に筋は発生しない。

筋が多く発生したほうが他家が廻りやすく、出アガリが期待しにくくなる。

河に発生する情報量の大きな差がある。
ここは外寄りのを切るのが基本。

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■ 344677形の捌き

を先に切ってしまってるせいか、を切っているが、
ここはまだ切りでいいだろう。
残しはしかメリットがない。
と残しておけばツモに対応できる。

形は
受けがダブっているのでメリットが少ないが、まだ切れない。

この後の予定は、
ツモで受けのダブりを嫌って切り
ツモはフリテン含み)

ツモで切り
ツモでマンズテンパイ取り。

本来ならここで

の形。こうなるとの形を生かして切り。
切り→で両面待ち以上
切り→で両面待ち

4枚目のツモをカンして、

リンシャンからツモって、
4面待ちテンパイ即リーチ。
ツモで満貫。まあ、ツモるわな。
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