
| 『男の間合い見極め・08 男は緩手を打たない』〜男の緩手とは? |
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| 男の緩手とは? 1)勘依存の打牌をすること 2)煮詰まった局面での聴牌崩し 3)リーチでトドメを指さない 4)意味のない見逃し ・「あれもこれも欲しい」は麻雀では緩手となる。 どこかで「あれかこれか」を選ばなければならない。 見切りをつけるタイミングを見落とさないようにする。 |
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ラス前で2着目。
567のタンピン三色が理想。この段階で仕掛ける気はない。 |
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運悪く、
ここはもう10巡目、 |
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ラス目の下家からリーチがかかったが、
リーチしたときに考えていたのは、
安目だが下家から一発で出たのでとりあえずアガった。とうとうトップ目に立つ。 |
| モンド王座2#10 | 東1 |
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何を切るか? |
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これは 切りでいいだろう。ダイレクトに や を切ってもいいが、![]() ![]() がちょっと重いので、この巡目、![]() ![]() ![]() の好形は残して![]() ![]() からほぼ切られる を先に切っておく手はある。 |
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次の巡目、 ツモで何を切るか? |
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ツモ切り、これはないだろ!これぞ、「ザ・緩手」ともいうべき一手。 一気通貫も三色も全ての可能性を残したいのはわかるが、 ここでシャンテン数を落とすのは緩手以外の何者でもない。 最終形が ![]() ![]() ![]() のシャボも悪くない。ここは を切ってイーシャンテンに取る一手だ。 |
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すぐに ツモ。聴牌を逃してしまった。 |
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親に手が入っていて突っ張って来ていたので 高目 を捕らえていた可能性が高い。 |
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もたもたしてる間に3件からリーチが入る。 |
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それでもまだ聴牌が入らない。 |
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結局、3件目のリーチ裏1が勝つ結果になった。 緩手が生んだ2600だった。 |
| 名人戦2#02 | 東2 |
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何を切るか? |
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ここでの 切りリーチは「隙がない」のでなく、「余裕がない」だけだ。言い方を変えれば「掛かり過ぎ」。 11巡目でも ツモ切りの聴牌トラズが正しい姿勢だ。![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ツモでより良い聴牌を組める。![]() ツモは仮聴取り、![]() ツモは聴牌トラズだ。 |
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次巡にすぐ ツモで![]() ![]() 待ちでツモっていたし、 ツモでも出和了りできていた。 |
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で南家のダマ満に掴まったのは当然の因果だ。結局トップ目をまくられ2着だった。 |