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【040】 『好形作り・38 男の仮テントラズの構え』〜連続形を刳り貫き頭を作る・フリテン時はリーチしない

『好形作り・38 男の仮テントラズの構え』
連続形を刳り貫き頭を作る・フリテン時はリーチしない

 「連続形を刳り貫き頭を作る」

 ・頭のない形は連続形の中から頭を作りに行く

 ・フリテンになったときの心の準備
  1)フリテンに受けるが巡目が深いときはリーチは掛けない
  2)追っかけリーチはしない

頭のない連続形は単騎待ちの仮テンを取ると、一手テンパイが遅れる。
仮テン後に首尾よく面子の端にくっついて両面に変化しても、思い切ったリーチがかけにくい。
巡目や場の状況にもよるが、スピード面、アガリ効率のデメリットを考えると、テンパイを一旦外すのが上策。

■ 頭のない連続形の扱い・基本


からはを切って一旦聴牌を崩す。

引きでピンフ三色(高目タンピン三色)
引きでピンフ(なら高目タンピン)
引きでフリテンだがタンピン三色
引きで高目三色のノベタン聴牌

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■ 頭のない連続形の扱い・1

巡目やタンヤオがつくかにもよるが、上記のような聴牌は取らない。
を切った時点で頭は固定しないほうがいいだろう、ということでしなかった。
が入ってもノベタンに受けられるからだ。
仮にを先に引いても、3面張のフリテンリーチが打てる。
一個ずれで、下記のような形ならを落としてを頭として先に決める。

結局が頭になり、予定通りフリテンリーチ。

オーラスでトップ目の親と5500点差だったので、
リーヅモ赤だけでよかったが、ピンフと裏がついてマンガンだった。

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■ 連続形を利用した向聴戻し

ここで切る牌はしかない。

からを切っておけばの両面形が活かせる。
の筋をツモれば好形リーチを打てる。
最悪、の筋が入ればのノベタンでもいい。
また、この後ドラのをツモったら、今度は(または)を落として、



の一向聴に組み変える。
一番ヘタなのが、の両面形を崩しての仮テン取り。

この手はノベタン以上でリーチを打たなければ打点的な意味はほとんどないので、
ここは向聴戻しで好形を作りに行くのが正しい。

結局、仮テンをとったあと、を引いて上記のテンパイでリーチ。
自分で3枚使ってるってノベタンより悪いだろ。。。
リーチ後のツモは正直なのか、やはりというか、のほうをすぐツモってしまう。。。
てゆうか、結局ラスをツモってあがれたんだけどな。。。

なまじあがれなかったほうが、良かった気がする。

これが不正解だと気がつかずに、錯覚してしまうのが怖いわ。
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■ 「瞬間の手広さ」よりも好形でリーチする構え

を切って最も手広く受けてしまった。
もしこれが終盤なら「テンパイすること」が重要なので、
切りでいいが、この6巡目での切りはない。

「頭のない形」は瞬間の手広さだけで判断すると、最後の待ち取りで迷うことになる。
ここはせっかくが対子になったのだから、

この頭候補として確保したまま好形に延ばすのがリーチ麻雀では強い。
だからこの場面では切っておけばいいだろう。
ツモで待ち、
ツモなら落としでタンピン三色の一向聴にパワーアップ。
先の切りだと、ツモの裏目が痛い。
最後に両面待ちを残すと仮定すると。切りの裏目はの3枚だけだ。
切りの裏目はの6枚。こっちのが痛いだろ。

ツモは正直に来た。これは裏目でもなんでもない、天罰ってもんだ。
結局最後はドラ単騎でリーチすることになるんだが、
あんま見苦しいのでここには掲載できません。
(当然順当に、あがれず)
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■ 暗刻含みの連続形は打点を優先する

中張牌の暗刻がある場合さらにもう一歩踏み込んだ選択がある。

 ドラ

ここから何を切るか?

ソーズが連続形なのでを切ってもいいが、
を切る手もある。テンパイスピードよりも打点優先ならこう打つ。
即テンパイ逃しでもタンヤオの変則3面含みで、フォローが利きやすいため。

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