『男の1枚好形・01 「5形」 【心牌形】 』 | ||
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・嵌張からの変化を考えたら心牌のくっつきが最強。 |
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好形パターン | ||
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一手先の両面クッツキは両面待ちの強さから3,7が強いが、嵌張クッツキまで含めると5が最強。
ひたすら出アガリしやすい外跨ぎが残るクッツキを作っていけばいいという理屈になるが、
ただひとつ特殊なケースがある。これが5のクッツキだ。6、7と比較してみる。
【5のくっつきは嵌張からの変化が最強】 | 両面変化の数 | 受けの強弱 |
の嵌張のくっつき:と | どちらも両面変化が2つ | 弱 |
の嵌張のくっつき:と | は両面変化が1つしかない | 弱 |
の嵌張のくっつき:と | は両面変化が1つしかない | 強 |
上記のように、引き嵌張、引き嵌張の変化の幅に倍の差がある。
【東4局西家3巡目 26000点】 |
切り チートイ狙いも残すなら切りだが、引きのロスが大きい。 ドラドラなのでチートイは見切り、ピンフ狙いに絞る。 切りでどこでも両面形になりやすい。 のクッツキはクッツキとしてより弱いので、 ここが最後に残らないようにのほうを浮かせておく。 |
【東1局西家・7巡目】赤3枚ルール ツモドラ 何を切るか? |
を切る。 2向聴に戻す。 筒子の厚い形は外さない。 チンイツ、一通で鳴きも可能になるピンズには手をかけない。 へのクッツキを狙った方が、好形になる枚数が多い。 ダイレクトにのクッツキで両面が出来るの以外にも、 のクッツキでも悪くない。 やよりも、 やの方が 形にはあまり差がないのに、引く枚数が多い。 |
【東1局西家・7巡目】赤なしルール ツモドラ 何を切るか? |
を切る。1向聴を維持する。 とのクッツキの違いは、嵌張クッツキに差がある。
形にはあまり差がないのに、引く枚数が多い。 最後にこの嵌張が残ったら、攻めにくい。 ならばいっそストレートに向聴数を維持する。 この1点が嫌なので、ここは索子側だけで好形を求める。 ただし赤3枚ルールなら、を切ってを残す。 |
オーラストップ目でドラ対子の手牌、何を狙うか? まず、最も使い勝手のいいタンヤオはちょっと遠い。 がドラでここが対子だから。 ならばを重ねるかピンフかということになるが、 をポンと自ら仕掛けていくと紛れが生まれる。 なので、第一打はピンフに使えない。 ただこのを他に鳴かれると紛れる危険もあるが、 それくらいのリスクは覚悟だ。 それ以外はピンフのクッツキに全て使うという作戦。 これならかなり手広くピンフになりやすい。 辺張は払っていき、嵌張は両面の振り替わりを狙えばよい。 |
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ここでを引いて対子が3つになった。 ここで切る牌は一つ。 手なりならということになるが。 |
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ここはを切って七対の含みを残すのは悠長すぎる。 を1枚外して浮かせる。 これで、ピンフに有効なくっつきの幅を広げる。 ここでを残す意味は大きい。 なんでかというと、ここでを引いたら確実に残すの塔子、 このロスはたった1枚だが手牌構成や受けが変わるわけだから運命も変わる。 だからここではを1枚浮かせるのがいい。 有効なクッツキは「」と7種類も残る。 そして、素直にくっつかずに嵌張が残った場合どうするか。 たとえばにがくっついて嵌張になっても、 両面の振り替わりを待てばいい。 |
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7順目に以下の手格好になった。 ここから切る牌は何か? |
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ドラ ここではを切ったが、これが一番良い。
また嵌張になる牌をツモった場合の変化はどうかというと、
両面に変化する枚数には差がないので、 |
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→引いて聴牌、即出アガリ。 |