『男の5枚好形・03 「12234形」 【辺張+順子形】 』 | ||||
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・辺嵌張は端の独立嵌張より良形。 ・12234形は2、5、6ツモと好形変化が3つあるのに対し、 13形は4ツモしか好形変化がない。 |
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好形パターン | ||||
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辺嵌張は一見愚形だが、男の5枚好形の一つに含まれる。
捌き方はやや難しく、残る形に依存する。
13形との強弱は、>
。
形は
ツモで変則3面、
ツモで両面、
ツモで6枚両嵌と、
好形変化が3つもあるのに対して、形は
ツモしか好形変化がない。
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外しが正解。
マンズの形は1枚自分で使った悪形辺張と見てはいけない。
を分解して、
を外すと
の嵌張。
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ツモ | メリット | 残る好形 |
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変則3面受け が出来る |
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面子完成 | ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
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両面塔子が出来る | ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
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6枚両嵌が出来る | ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
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2面以上が残る 受けが出来る |
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頭がなくなっても カバーがきく |
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因みに、をツモった場合は頭に固定、
をツモった場合は
の形で持って
後の変化に対応しやすくしておくのがよいかなと思う。
(引けば一盃口が出来るし)
それに対して、
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ツモ | メリット | 残る好形 |
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面子完成 | ![]() ![]() ![]() |
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両面が出来る | ![]() ![]() |
これだけ! わざわざ表にするほどでもなかった。。。
あまり例は良くないが、辺嵌張形と嵌張がある場合の捌きについて具体例をみてみる。
メンツ構想と対子手との兼ね合いを同時に見るケース。
独立対子が1つ→両面が2つあれば順子手としての捌きは簡単。 独立対子が2つ→辺嵌張形の対子部分を生かして順子手にするか、対子手にするかは手牌構成次第。 独立対子が3つ→辺嵌張形の対子部分を生かして対子手に渡っていけばいいので、こうなるとむしろ単純。 |
一番ムズいのは2番目のケースで、愚形が多いときだ。
以下、巧く捌けた実戦での手順を追ってみる。
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上記、何を切るか。 アガリにはちょっと遠そうな形だが、アガリに向かって最善を尽くすとすると? |
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ピンフ形指向で
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この後6巡目までに、 |