男の麻雀ポリシー > 【027】 『ローリングソバット・02 男の匍匐前進』〜ネックのある二向聴はゆっくりと進め!

【027】 『ローリングソバット・02 男の匍匐前進』〜ネックのある二向聴はゆっくりと進め!

「男の匍匐前進」
 ・優勢時、でもネックのある二向聴は引き気味に突き進む!

優勢であっても、先行リーチに対してネックのある2向聴だと押しづらい。
必然的に廻し打ちになるが冷静な対処が必要。
しかし、ベタオリはしないで、匍匐前進気味に進む。
どこかにアガリが潜んでいる。

ちなみにリーチの対処法については以下。

【リーチへの対処法】
@ 自分の都合だけを考えてゼンツ 基本はA、満貫以上あればBもある。
@はよほどのことが無い限り避ける。
A ベタオリ
B 廻し打ちで聴牌を組みなおす

■ 優勢時・対早い子の2件リーチ

ラス前、劣勢の2者からの早い2件リーチ。

しかし、まだ頭のない不安定な2向聴。
親もまっすぐ行きづらいだろうからチャンスなんだが、押しにくい手格好。
ベタオリするまでではないという意識があったものの、
もし振り込んだら、オーラスでトップを捲くるのが難しくなるという微妙な立場。
体勢に自信があったわけでもないので、俺の苦手な廻し打ちで凌ぐしかなさそうだ。
まず、比較的安全そうなを切った。
現物以外はアンパイはないのだから、中途半端といえば中途半端。
ここは勝負でいいだろう。
一発目の上家の現物だし、少なくともタンヤオには絡まない。

次巡、をツモって今度は勝負。
そしてまた切り。

の部分、尖牌のがネックなので
オリるかどうかかなり迷っている。

が通ったので、本来ならここで切りの下記の形の2向聴か。

をツモって、ネックがひとつ解消された上にタンヤオ一盃口がついた。
もしが通っていればだが、ストレートに打っていれば、以下のツモアガリだった。

 ツモ

くされバッタなのでリーチはしないが、二盃口まで見えるのでこの聴牌はとるだろう。

結局、流れてしまった。も通ってるやん。。。
てかオレ、アタリ牌持ってねえ!やっちまったか。
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■ オーラス優勢時・対早い子リーチと親の仕掛け

オーラス、マンガンツモで捲くれる点差。
しかし子の4巡目リーチがかかる。マンガンを打ったらラスになる微妙な立場。

まだ一発役があるので、
とりあえずタンヤオ未確定塔子のから現物を切った。
手材料はあるもののまだ1面子もないし、これはこれでいいだろう。

ドラが対子になったので、親がと通したのでを切って2向聴。
リーチ1巡目のを見てを1枚外した。
そして上記の形にを引いて両面ができたので、今度は切り。


この形からマンツモ最短距離は、をポンか暗刻にしてのタンヤオドラ3。
しかし、ここはと落として勝負だったか。

が4枚切れなのでここを払って、
を残さないとトップは厳しい。

ポンチーして聴牌だが、本来ならはロンだった。

結局上家が下家の振り込んで終了。
の順に切っていればあがっていた。(親の待ちはフリテン)
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