・トップ目やマーク者の不要牌を受けにする。 ・例えば、親が序盤に辺張を嫌っていたら、その辺張は親リーチに備えて残す。 ・攻守を兼ねる便利な戦法だ。 |
【マーク者の不要牌を受けにするメリット】
1) マーク者がリーチをかけてきたら廻りやすい。
2) マーク者が不要牌&その周辺を掴んだら切ってくる可能性が高いので直撃が狙い易い。
マークしている相手の不要になりそうなところでメンツを作る。
塔子選択で迷ったら親の捨て牌をみろ!
具体的に述べると、こうなる。
トップ目・親が序盤でを切ったら →
で待てるような手順を踏む。
トップ目・親が序盤でを切ったら →
の外跨ぎで待てるような手順を踏む。
直撃を狙うためだけでなく、マーク者から攻撃されたときの防御も兼ねている。
使用上の注意 1) ドラが ![]() ![]() ![]() 2) トイツ手はこの限りでない! 3) 下家の仕掛けに対しては逆の発想で切る! |
【南1局南家1巡目】
から何を切るか? |
メンツ計算すると、最も不要なのはだが、
マークしている親が第1打に、を切ったとすると、
は残したほうがいいかも。
と引いて、
のノベタンでリーチかけた場合、
親の不要牌の可能性が高いで待てるからな。
それに、親りーが掛かった場合1巡の安全が買える。
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この手、二つの辺張嫌うなら |
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いよいよ親からリーチ。ここで一発で![]() ![]() ![]() ![]() 仮に親リーが入ってもが自然な手順で ![]() ![]() このあとの手の進め方はラクだった。 |
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他の序盤の捨て牌をチェックしてみる。 親から順番に。 親:2p8p2s 南家:9p8p3m 北家:9m4p 親: 1)2p8p2sの周辺は使ってなさそう。 2)4〜6の牌を中心に持ってそう。 3)ションパイの白を切っているので変則でない。 4)早いタンピン系か。 南家: 1)ピンズの上、3mの周辺は使ってなさそう。 2)一色手ではないがソーズが厚そう。 北家: 1)9mの周辺は使ってなさそう。 2)4pの切りが早いのでやや警戒。 ・単純に4p周辺が不要なほど早い。 ・手役絡み:三色、イッツーのペン3p7p受け。 ・赤絡み:445(赤)pからの4p早切り。 |
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実際はこうだった。 親: 1)2p8p2sの周辺は使ってなさそう。→○ 2)4〜6の牌を中心に持ってそう。→○ 3)ションパイの白を切っているので変則でない。→○ 4)早いタンピン系か。→○ 南家: 1)ピンズの上、3mの周辺は使ってなさそう。→○ 2)一色手ではないがソーズが厚そう。→○ 北家: 1)9mの周辺は使ってなさそう。→×(使ってた) 2)4pの切りが早いのでやや警戒。→× ・単純に4p周辺が不要なほど早い。→× ・手役絡み:三色、イッツーのペン3p7p受け。→× ・赤絡み:445(赤)pからの4p早切り。→× 北家は序盤から手が整っているほど早くわかりずらかったが 他は概ね当たっている。 人間のファジーな選択のわりには、 かなりの高確率で手牌構成が透けるのは特筆だ! 一応手格好からは678の三色が本線だが、 ソーズは嫌ってピンズの、特に上のほうに寄せるとよさそう。 実際にソーズの7sはすでにジュンカラだった。 |
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ネックのソーズが最後まで埋まらずに上家のアガリ。 いいときは薄いソーズでも埋まってピンズ待ちで先行リーチか、 カラ待ちが残っても4sの筋で出てきたりするもんだが。 |
ここまで細かくみる必要はないが、塔子選択の際には確実に役に立つ。
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親が1巡目に9pを切ってきた。 自分の手牌にも9pがある。 こういう9pは切らないで残す。 おそらく親は9pの廻りを持っていない。 ということは裏を返せば78pが山にいるということ。 序盤の捨て牌は山に生きている牌のヒントになる。 序盤であればあるほど孤立牌である可能性が高い。 また、9pを持っておけば親リーチの安全牌になる。 4巡目くらいまではなるべくマーク者の捨て牌の廻りで 面子を作るように心がける。 残す孤立牌の基準はこんなところにある。 |
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4巡目。 親の1sだけは赤があったため早切りされたが、 9p1pの周り、789123pは案の定持っていない。 また、下家は1mの切りが早いので、123mを持っていない。 対面の4s9s切りから、23456s789sを持っていない。 これらは、手牌を構成するうえで重要なヒントだ。 9pを残したおかげで、ピンズが2面子に伸びそう。 |
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そして面子選択でカン3sを嫌う。 親が3sを切っているが、きられたのが中盤なので ここを残す意味はあまりない。 それよか69s受けがいいだろ。 36m受けは単純に両面だから残す。 ピンズをさらに3枚引いて3面子構成になった。 |
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結局理想的な聴牌。 うっかりリーチしそこねた。 配牌は149pしかなかったピンズがここまで伸びるとは・・・ |
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トップ目で、俺がマークしまくりの親が切ってきた |
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こんな腐れ変則3面待ちなんぞぶっ壊してやるわ。 |
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ザコがリーチ。そして親が追っかけてきたので、 つまり、「 |
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当初の狙いどおり直撃をGET。 |
条件局は形を先に決め受け入れの幅を広げる。
フリテンになってもリーチでねじ伏せる。
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【オーラス29900点】トップと19900点差の2着目 倍満ツモれば100点差でトップ。 ラスで親番の東家は7700点しかない。 3着北家とは17000点以上差があり、跳満ツモられても変わらない。 普通なら、2着で御の字のところ。 しかし上記の場況と手牌・順目を考えて倍満を狙う価値ありと見て、ここで ![]()
![]() ![]() たとえば、先に ![]() ![]() だから、ペン ![]() |
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首尾よく![]() ![]() (1順待った形だが、リーチボタンを押しそびれただけ) 高目の ![]() あ、因みに ![]() ![]() 言うまでもないが。 トップ目は「倍満をツモられなければトップ」 と思っていたことだろう。 そこで倍満作るのが「男の勝負伝説」。 |
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東ラスで、トップ目は2局連続アガリの直後の親番。 |
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ここでは |
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結局![]() |
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親にロン牌の |