男の麻雀ポリシー > 【009】★『超観察力・04 チンイツ食い延ばし読み』〜切れ目をチェック・飛ばしチーした手出し跨ぎは危険

【009】★『超観察力・04 チンイツ食い延ばし読み』〜切れ目をチェック・飛ばしチーした手出し跨ぎは危険

飛ばしチーとは、食い延ばしのチー。いわゆる「折れグシのチー」。

 ・飛ばし鳴きのチーがあれば、食い延ばしの可能性が高く、
  その周辺にもう1種類の塔子が残っている場合が多い。
 ・飛ばし鳴きでチーした牌の跨ぎは超危険牌!

 ・特に、一色手の食い延ばしは頻出なので注視すること
★使用上の注意
 ・とくに、ドラの固まったタンヤオやチンイツなどの大物手は、
  強引に面子を作りたいための食い延ばしがあるので要注意!

■ 自分で飛ばし鳴きのチーをする場合・1

の形からの食い延ばし。をチーして受けを作る場合。
昇順で理牌してる場合は、をチーするとき飛ばし鳴きになる。
とつまんで、と晒し、を跨ぐの形の受けが残る。

だから逆に言えば、自分が飛ばしチーする場合は、
最初からがでたらチーする準備をしておく。
と理牌しておく。これなら飛ばし鳴きにはならないし、
左端に置いてる場合も、受けが残っていることが見抜かれにくい。

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■ 自分で飛ばし鳴きのチーをする場合・2

以下は実戦のTV対局で見かけた飛ばしチーの形。

この形からをポンして、チャンタとホンイツ狙い。
5800からオヤマンまである。

が対子になり、頭、もしくは刻子候補ができたので、
ここはチーでもOKの構えになった。
当然食い延ばしのテンパイも視野にはいっている。

飛ばし鳴きのチーにならないように、
の形にフォーメーション変更。
これなら飛ばし鳴きのチーにならない。
から一番左の
左から4番目のをつまんでをチーしたら
の形があるのが、クッキリわかってしまう。


だからこのフォーメーションにしたのだろう。
しかしできればは右端においておきたいところ。
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■ 相手の食い延ばしを読む場合

ドラのが対子になり、ここにが出てポンして、
を落としてタンヤオに渡っていく。

ちょっと軽い気がするが、まあドラ2を確実に生かすには柔軟ともいえる。
をポンした後にを引いて上記の形。
このままのテンパイで押してもいいが、またははチー出来る。
をチーする場合は、飛ばし鳴きではないがいわゆる「折れクシのチー」になる。

(a)チー→とつまんでチーして切り
相手から見ると、手牌の切れ目からを切って、以下のフォーメーション
   

(b)チー→とつまんでチーして切り
相手から見ると、手牌の切れ目からを切って、以下のフォーメーション
   

左端のは何なのよ?ってことになるが、
ポンでピンズは分断されているのでソーズが本線になる。

最終手出しがマンズでないので、両面決め打ちでない限りマンズ受けではない可能性が高い。

(a)の形は最終手出しの跨ぎが処理済。でも待ちはソーズ。
(b)の形は最終手出しの跨ぎが待ちになっている。
跨ぎはド本命。というか99%待ちになってる。

この辺はよく観察していればわかる。

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■ 折れ串でない食い延ばしの読み

を切って面子を崩し、清一に向かっている。
上記は上家の手牌からが切られたところ。

と晒して清一への食い伸ばし。
相手から見ると、こうなる。

  
発声後→

3ブロックと8ブロックに別れた。
3ブロックはの4種どれかからなる3枚構成だと推測出来る。
8ブロックはから上となる。
そして、折れ串でない(チョンチョンとつまんでない)のでは持ってない。(待ちになる可能性はあるが)

というか、本来ならこのチーは審議で、
両面でチーしたいところだが、そこはテーマと関係ないのであえて突っ込まない。

さらに上家からがでる。(上家はリーチを掛けている)

   
発声後→

もうこうなると、端の1枚はのどちらかしかない。
このさらし方だと、8ブロックはから上だということがわかっているから
端の1枚は連続形に絡んでいないことがわかる。
つまり、例えば、
  
からのチーはない。
だからロンされる可能性は単騎と単騎の2種しかない。
まああとは可能性は低いが、あって字牌単騎だ。(など。)

結果はなんと、ラス牌の単騎をツモって捲りトップだ。。。
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