飛ばしチーとは、食い延ばしのチー。いわゆる「折れグシのチー」。
・飛ばし鳴きのチーがあれば、食い延ばしの可能性が高く、 その周辺にもう1種類の塔子が残っている場合が多い。 ・飛ばし鳴きでチーした牌の跨ぎは超危険牌! ・特に、一色手の食い延ばしは頻出なので注視すること |
★使用上の注意 ・とくに、ドラの固まったタンヤオやチンイツなどの大物手は、 強引に面子を作りたいための食い延ばしがあるので要注意! |
の形からの食い延ばし。をチーして受けを作る場合。
昇順で理牌してる場合は、をチーするとき飛ばし鳴きになる。
とつまんで、と晒し、を跨ぐの形の受けが残る。
だから逆に言えば、自分が飛ばしチーする場合は、
最初からがでたらチーする準備をしておく。
と理牌しておく。これなら飛ばし鳴きにはならないし、
左端に置いてる場合も、受けが残っていることが見抜かれにくい。
以下は実戦のTV対局で見かけた飛ばしチーの形。
この形からをポンして、チャンタとホンイツ狙い。 5800からオヤマンまである。 |
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が対子になり、頭、もしくは刻子候補ができたので、 |
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飛ばし鳴きのチーにならないように、 の形にフォーメーション変更。 これなら飛ばし鳴きのチーにならない。 から一番左のと 左から4番目のをつまんでをチーしたら の形があるのが、クッキリわかってしまう。 だからこのフォーメーションにしたのだろう。 しかしできればは右端においておきたいところ。 |
ドラのが対子になり、ここにが出てポンして、 を落としてタンヤオに渡っていく。 ちょっと軽い気がするが、まあドラ2を確実に生かすには柔軟ともいえる。 |
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をポンした後にを引いて上記の形。 このままのテンパイで押してもいいが、またははチー出来る。 をチーする場合は、飛ばし鳴きではないがいわゆる「折れクシのチー」になる。 |
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左端のは何なのよ?ってことになるが、 この辺はよく観察していればわかる。 |
を切って面子を崩し、清一に向かっている。 | |
上記は上家の手牌からが切られたところ。 | |
と晒して清一への食い伸ばし。 3ブロックと8ブロックに別れた。 |
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さらに上家からがでる。(上家はリーチを掛けている) | |
もうこうなると、端の1枚はのどちらかしかない。 |
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結果はなんと、ラス牌の単騎をツモって捲りトップだ。。。 |