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【005】 『ローリングソバット・01 男の劣勢時の対早い親リー』〜慎重策

先行リーチ、相手が親の場合はどう立ち回ればよいか?

『ローリングソバット・01』
 「男の劣勢時の対早い親リー=慎重策」
 ・親リー相手には慎重に対応する。

(親は点数が1.5倍の上にレンチャンがあるので、それだけで大きなアドバンテージ。)
このほかに暗刻落としとか(これはよくある)、必殺メンツ落としとか、小技も存在する。

廻し打ちの基本は極力手を崩さないように廻ることだが、
まっすぐ打ってもなかなかテンパイしないのに、
廻ってテンパイまでこぎつけるのは至難の業。
しかし、引くべき牌は引く。

ちなみにリーチの対処法については以下。

【リーチへの対処法】
@ 自分の都合だけを考えてゼンツ 基本はA、満貫以上あればBもある。
@はよほどのことが無い限り避ける。
A ベタオリ
B 廻し打ちで聴牌を組みなおす

■ 対早い親リー

以下の例は、東3局5巡目、親の早いリーチ。
前局オレが2600を放銃した相手のリーチだ。

自風のは受けに使おうと残しておいた対子。

こちらは一向聴だが、ソーズの両嵌が先に埋まらないとまず勝負にならない。
それに打点が親相手に戦うには見合わない。
現在での手格好は2600の手になってしまう。
これでは勝負にならない。
でも引かない限り、体勢も込みで親相手にムリには押せない。
一発目に掴んだのが、危険牌の一つである
3巡目にを切っているので、フリテン含みになるが、切れない。
ここで切るのは現物の一点。
のトイツ落としと廻って、をツモった。
リーチの現物なのだが、テンパイ復活のためには残すべきか迷うところ。
この形なら制約がなければを切りたいところだが、ワンチャンスといえど、通ってない。
かと言ってはシュンツで使いたいところで、
現物のを切るとマンズの受けが死んでしまうのでまだ切れない。
小考して、をツモ切った。
周辺でシュンツを作り、頭はのどちらかで作る。
を引き戻したら、を切ってを頭にする。
さらに通っていないを引いてきて、ピンズも切れなくなった。
ここはもうソーズの塔子を諦めるしかない。
ピンズはフリテン含みだが、融通の利く連続形になっているのでこちらで1面子作る。
フリテンのが先に埋まればこちらで頭を作る。
ソーズはが通っているのでが通ってからを切る予定。
粘りに粘ったが、あえなく流局。
を引き戻したらを勝負してリーチするつもりだった。
親のリーチはモロ引っ掛けのカン待ちだった。

この局の我慢が利いてか、次局にリーチを入れたら親から3900を直撃することができた。
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